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2007年10月26日19時55分
89年の坂本堤弁護士一家殺害と94年の松本サリン事件などに関与して殺人などの罪に問われたオウム真理教元幹部・端本悟被告(40)の上告審で、最高裁第二小法廷(津野修裁判長)は26日、死刑とした一、二審の判断を維持し、被告の上告を棄却する判決を言い渡した。
教団による一連の事件の死刑確定は岡崎=現・宮前=一明(47)、松本智津夫(52)、横山真人(44)の各死刑囚に続き4人目。松本サリン事件の実行犯では初めて。
第二小法廷は「事件の動機は教団の組織防衛で人命軽視も甚だしく、被告が従属的、追随的に参加した事情を考慮しても死刑とした判断を是認せざるを得ない」と述べた。
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